このところスピニングばかりこしらえてたのでベイト・・・
ホントはスピニングよりこっちの方が好きなんデス。
今回はくたびれた無名バンブーフライロッドをバラしましての作業也。
ブランクに傷を入れないよう時間かけて丁寧に分解していきます。
すごいアーバーが入っててビックリです。
この竿は 約8’6” で私の主観ではおそらく#5くらいかな・・・
ブランクの塗りが雑でところどころコーティングの垂れ跡がありますのでできる限り綺麗に修正必須です。
懐かしいオールドベイトロッドっぽく仕上げるので重く少ないガイド配置をあれこれ試し。
ほぼ形になっては試投して、気に入らんとこやり直して。
今回はね、自分用で自分好みデス(笑)
いまだに Bite の信者(笑) なので・・・それらを投げるやつね。
愛用のウエイト4.8~13gを狙って組み上げます。
8gを中心にその前後の軽いスプーンを力まず投げられるようになるといいな・・・
ブランクのいいところを探しては組み付け、また近くの湖岸で試投の繰り返しです。
六角バンブーはなかなか気難しいです・・・
この得体のしれないブランク?に・・・
今回は奮発してRECのフェルール。
ソリッドのニッケルシルバーからバーストック加工で削りだしたやつ。
精度も強度も美観もよしです。
フェルールの番手はブランクのパワーファイバーをできる限り削らないようほぼドンピシャのものを選びます。
さて、これね、
”きのこの山” だと思って間違えて食べないでね(笑)
フェルールキャップですよ。
金属フェルールの♀口を守ります。
試投をくりかえして気に入ったところで仕上げに入りまして・・・
竿より先にできてしまった(笑)竿袋とセットにして・・・
完成デス。
酔鱒 HEX pyramid 6413
ルアーウエイト表記は予定どうり?! 4.8g~13g(笑)
実際は8g、10gが気持ちよくキャストできます。
あれこれ何度も組みなおして、
8.6ftあった長さは結局、ブランク長で3ピースの6.4ftまで詰めて・・・
”きのこの山”も ポンっ!と音出るレベルにすり合わせして装着完了。
こんな感じね。
力まず滑らかキャスト向き。
思ったよりティップの減衰振動の収まりがよく軽いスプーンをビシッと投げてもバックラッシュしにくいデス。
ガイドは今回なつかしのこの形。
ミルドラム形状でステレンスフレーム。
リングはね、Sicです。
見た目より高性能デスからね(笑)!
グリップはチャンピオン式っす。
5500C乗せたダブルハンドルでざっくり 7’9” で使います。
これはもう・・・
きっと50cmくらいの虹鱒とかかけたら面白いだろうと・・・
っていってもね、まだ実釣しとらんのでわかりませんが(笑)